何を作るか決まっている方、決まっていない方。
何を作りたいですか?
パーツ屋さんにいって、このパーツで何かを作りたいと、パーツを買いためてはいないでしょうか?
- あなたは、パーツ屋さんで売っているパーツを使って、なにかをつくりたいのですか?
- それとも、作りたいものがあってパーツ屋さんに行くのですか?
この2つの考え方には大きな違いがあって、ほとんどの方はパーツを見てものを作りたいと考えているはずです。
もちろんそれがすべていいとか悪いとかではないのですが、後者ほうが、自分の作りたいもののテーマやコンセプトを持っているのでオリジナリティーの高いものが作れると思っています。
ここでは、パーツに頼らないものの作り方の心得を紹介したいと思います。
ものつくりの考え方
パーツショップに行くと、いろいろなパーツが売っています。
これもいい、あれもいい。ついついパーツを購入しがちです。
パーツからものを作るとただ、かわいい、きれいになってしまいます。
また、つなげただけとなると、それがヒットしたときに、ほかの人が容易に似たようなものを作ることになります。
ここではものつくりの考え方を考えていきたいと思います。
ものをつくるときに何をかんがえていますか?
- どのようなイメージをもっていますか?
- 誰に付けてほしいとかんがえていますか?
- どんなふうに使ってほしいと考えていますか?
なにも考えなくても、センスのみで良いものが作れる場合もありますが、自分の作家としてのテーマを考えると、製作するものに困らないと思います。
テーマのヒントは身の回りにあると思いますよ!
例えばあなたの好きなものは何ですか?
スイーツが好きだとしたら、そのすきを追及して、スイーツにかかわるものを製作します。
まさにこれがテーマなのです
テーマが決まったら
テーマに沿って、物を作ります。スイーツが好きな年代やスイーツのアクセサリをつける人のことを考えてみましょう。
自分がいい、自分がかわいいと思ってる、いいと思ってる=ほかの人も良いと考えている
これは当てはまるときもありますが、大体は、自己満足です。それで、すごく売れたりするのなら、その考えはあっているかもしれません。
でも大体の人は、なかなか売れないのです。いいものができたのになーって思っていても。
なので、つける人のことや、これを購入する人が、購入することによっていいことが起こるということを考えて製作しましょう。
材料は、ビーズでも、粘土でも、樹脂でも自分が得意なものから使って製作していくと良いでしょう。
そのうちに、材料からではなく、こういうものを作りたいから、こういう材料を使いたいと思うようになります。
ここまでこれれば、自分にテーマをもって製作できているということになってきます。
いろいろなものをみること
同じ作家の作品をみると、どうしてもいいと感じると同じようなもの作ってみたくなるものです。
見るのは悪いことではないのですが、見た時点で、その後作るものは、マネになってしまうという、不安に襲われてくるでしょう。
例えば、スイーツをテーマにしているのなら、スイーツ専門店に実際食べに行くなどが一番よい刺激を受けることなのです。
まとめ
製作するときは、常に相手の気持ちや、求めるものを想定して製作しないと、ただパーツをつなげて作っていくことの繰り返しになります。
それが悪いとは言いませんが、せっかく自分らしいもの作るのですから、自分らしいほかにはないものを製作してほしいと思っております。
どこにもないから自分で作る。これがハンドメイドの第一歩だったのではないでしょうか?